フロルスとぞくと
フロルスと賊と

冒頭文

表の人物 Aemilius Florus 主人 Mummus 老いたる奴隷 Lukas 無言の童 Gorgo 田舎娘 Calpurnia 主人の友の妻 老いたる乳母 差配人 医師 獄吏 跣足の老人 従者等 裏の人物 Malchus 賊 Titus 商人 赤毛の女 兵卒等     一 エミリウス・フロルスは同じ赤光(あかびかり)のする向側の石垣

文字遣い

新字旧仮名

初出

「三田文学」四ノ七、1913(大正2)年7月1日

底本

  • 鴎外選集 第十五巻
  • 岩波書店
  • 1980(昭和55)年1月22日