さし当って誰れと云ってはっきり頭に浮びません。知人であるという点で、鶴見祐輔氏など、ある意味で新方面の拓ける人かと考えます。遠慮なく申せば、その活力、空想、理想を着々と実現し得るだけの実力、能力を更に加えたらばと存じます。 一九二四年五月