あめのうた
雨の歌

冒頭文

雨がふる 雨がふる さびしい雨滴でも聴かうか いや、いや さうだ 鞭(むちう)つやうに 蹴(け)るやうに つよく、つよく    はげしく つよく、はげしく    ふつてくれ

文字遣い

新字旧仮名

初出

「おとぎの世界」文光堂、1920(大正9)年6月

底本

  • 日本児童文学大系 第一四巻
  • ほるぷ出版
  • 1977(昭和52)年11月20日