いとく
遺牘

冒頭文

東上初年の消息 東湖訪問心中清淨・櫻任藏豪傑・丈夫と呼ばる・逸散駈付・江戸風に染まず 尚々藏方(くらかた)目付替御座候處、何となく被藏方(二)肝煎(きもい)肝煎(一)候口氣、伊十院有肝煎(レ)之、誠に可肝煎(レ)笑事に御座候。 一筆啓上仕候。殘暑甚敷御座候得共、御祖母樣を奉肝煎(レ)初、御一統樣御機嫌能可肝煎(レ)被肝煎(レ)遊肝煎(二)御座肝煎(一)、奉肝煎(二)恐縮肝

文字遣い

旧字旧仮名

初出

「西郷南洲遺訓」1939(昭和14)年2月2日

底本

  • 西郷南洲遺訓
  • 岩波文庫、岩波書店
  • 1939(昭和14)年2月2日