バーコードのスキャン環境

スマートフォンが普及したことでバーコードの利用環境はよりカジュアルになりました。バーコードは専用のスキャナーを用意しなくても、スマートフォンやタブレット端末の内臓のカメラと次のソフトウェアを使用することでスキャンする事ができます。

リニアバーコード
名称 標準化 iOS7 ZXing
UPC-A ISO/IEC15420
JIS-X-0507
Yes Yes
UPC-E ISO/IEC15420
JIS-X-0507
Yes Yes
Code 39 ISO/IEC16388
JIS-X-0503
Yes Yes
EAN-13 ISO/IEC15420
JIS-X-0507
Yes Yes
EAN-8 ISO/IEC15420
JIS-X-0507
Yes Yes
ITF ISO/IEC16390
JIS-X-0505
No Yes
Codabar(NW-7) JIS-X-0506 No Yes
Code 93 Yes Yes
Code 128 ISO/IEC15417
JIS-X-0504
Yes Yes
RSS-14 ISO/IEC24724 No Yes
RSS Expanded ISO/IEC24724 No Yes
マトリックスバーコード
名称 標準化 iOS7 ZXing
PDF417 ISO/IEC 15438:2001(E) Yes No(beta)
QR Code ISO/IEC 18004:2006(E) Yes Yes
Aztec code Yes No(beta)
DataMatrix ISO/IEC 16022:2000(E) Yes Yes

ZXing

ZXing(Zebra Crossing) は Apache License v2.0で Google が提供している バーコードのスキャンを行う為のオープンオースライブラリです。このライブラリを使うとリニアバーコードとマトリックスバーコードを画像から簡単に読み取ることができます。Java や Android だけでなく iOS などの多くのプラットフォーム向けにライブラリが提供されています。

iOS

iOS7ではバーコードスキャンの標準 API が提供されるようになり、ZXingのようなサードパーティ製のライブラリに頼ることなしに簡単にアプリケーションで対応可能になりました。