CPU使用率
アイドル状態でないスレッドを実行するために CPU が費やす時間の割合です。使用率が常に 80%以上である場合は、アプリケーションを実行するために必要なCPU 性能が足りていません。この問題を解決するには、より高速なプロセッサを搭載したシステムにアップグレードすることを検討してください。
CPU温度
例えばIntel CPU では熱による損傷に対する安全機構が備わっており、冷却が間に合わずにCPU温度が上がり続けると、自動的に動作周波数と電圧を下げていきます。この場合、ユーザ操作に対する応答速度が落ちて全体的に動作が緩慢になります。さらに温度が上がり続けるとCPUは自動的に停止して物理的な損傷から守られます。この場合、作業中のデータが失われてしまうので、注意が必要になります。
システム稼働時間
システム稼働時間はオペレーティングシステムが再起動せずに稼働している時間です。したがって、この時間はそのシステムが安定動作した時間を表わすことになりシステムの信頼性や安定性を測る指標となります。その一方で、定期・不定期に生じるセキュリティパッチなどの適用では、通常はシステムの再起動が必要であるため、連続稼動が長いということはその分セキュリティ対策を施していない可能性も考えられます。