今度は短篇をいくつか書いて見たいと思ひます、その一つ一つには違つた名をつけて行く積(つもり)ですが予告の必要上全体の題が御入用かとも存じます故それを「心(こゝろ)」と致して置きます。 心(こゝろ)積(〔つもり〕)